1954-03-16 第19回国会 衆議院 議院運営委員会 第29号
経体事情はドイツの方がはるかにいいのですが、こういうような書き方は、議員というものが何かしら悪いような印象を与えるということは——私は議員も全部いいことをやつておりませんから、辛辣な批判もいいけれども、間違つた報道をされているということによつて、議員自身が誹謗され、またそれ自体が国会の権威を失墜する、それがやはり国の将来の運命にも非常に影響するので、議員が自粛自戒しなければならぬことは言うまでもないが
経体事情はドイツの方がはるかにいいのですが、こういうような書き方は、議員というものが何かしら悪いような印象を与えるということは——私は議員も全部いいことをやつておりませんから、辛辣な批判もいいけれども、間違つた報道をされているということによつて、議員自身が誹謗され、またそれ自体が国会の権威を失墜する、それがやはり国の将来の運命にも非常に影響するので、議員が自粛自戒しなければならぬことは言うまでもないが
そこで議員自体としてその建前にのつとつて参りますために、以下具体的なことになりますが、議場における議員の発育が議院の品位を傷つけ、さらにあまりに事実と相背馳いたしておつて、議員自身の発言の権威を傷つけるというような場合においては、議長はその行為に対して発言の取消しを命ずるか、あるいは速記録を調べて適当な処置をするという宣言を行つた場合においては、議長の権限において速記録を削除することを認める、この宣言
もう一つは今度の國会法によつて議員自身が立案できるというのですが、それについてはやはり國会の法制部というようなものがもつと現在よりは充実されて、行政官廳たる内閣がもつている法制局と拮抗するような大きな立法機関を國会がもつということが必要だと思います。